状態に合わせたお手入れを


お持ちいただくお着物は、状態も、材質も、生地質も、様々です

また、お召しになる状況、回数も、ひとそれぞれ・・・

当店ではお着物の状態、使用頻度などから最適な方法をご提案致します

 

  着るたびに洗わなくてもOK!?

 

着る度に洗うのは、着物にもお財布にも負担になっちゃいます

当店では「シーズンの終わりに洗ってから仕舞う」ことをおすすめしています

 

 洗う?洗わない?迷ったら・・・

 

下記は一例ですが、ご参考になさってください

とはいえ大切なお品物、当店にお任せいただければ嬉しいです

 

<お食事などで汚してしまったとき>

 ●1年以上着る予定がない

→「丸洗い+シミ抜き」のトータルケアがおすすめ

●シーズン中にまだ着るかも…

→汚れの部分だけ早めに「シミ抜き」

 

<久しぶりに出した着物>

 カビが気になるなら▶着る前に1度「カビ落とし」を

 

そんなに気にならない▶数日陰干しして風を通してからお召しになり、

その後、お仕舞いになる前に「丸洗い」

必要に応じて「丸洗い+しみ抜き」をおすすめします

 

<古い着物、譲り受けた着物>

生き洗いでもOKですが、よりおすすめしたいのは「洗い張り」です

「洗い張り」は一度解いて反物状態に戻して水洗い、仕上げをする作業です

一度水に通すことで風合いが戻ったり、汚れが落ちて色がよみがえったり、

着物を生き返らせる1番おすすめのお手入れです^^

 

<古いしみがある>

お手入れ前にご相談ください

生地の状態やシミの場所などを拝見し、おすすめのお手入れ方法をお伝えします

落ちなかった場合には、色を入れたり、金を乗せたり、隠す方法もあります!

 

<帯に黒いしみ?カビ?が出ている>

 

芯までカビがある

→大切に使っていきたい品ならば、「洗い張り」をして芯を取り換えて仕立て直すことをおすすめします

→一度、締められれば良い!ならば、帯の状態に合わせて必要な対処をご提案させて頂きます

 

表面のみカビ「洗い」必要に応じて「しみ抜き」をおすすめします